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味見:タイワンツチイナゴ終齢幼虫

以前沖縄産の成虫を食べたのですが、
今回は幼虫を頂いたので味見。

成虫は茶色っぽいのですが、幼虫はこのように綺麗な緑色をしています。
成虫も幼虫も茹でると赤くなります。バッタ科、イナゴ科の特徴です。
なぜかキリギリス科では赤くなることはありません。謎です。
味見
甘みが強く、草の香りもあり食べごたえがある。口にクチクラが残るものの、
成虫ほどでなく茹でても十分味わえる。
色がグリーンから鮮やかな赤に変化し見た目にも食欲がそそる。
栄養を溜め込んでいる幼虫によく見られるのが、
特徴的な甘みのある粒感のあるタンパク質?のような食感です。
タガメの卵やギンヤンマの胸肉にもあり、この幼虫を食べた時も舌に感じられたのですが、
小豆あんの粒のような感じ。
もしかしたら未分化の細胞塊かもしれません。要調査です。
タイワンツチイナゴはタイでよく売られているのですが、
熱帯地方でも年一化で、冬を超えて春になってから性成熟するので
一世代がとても長いのが特徴です。
トノサマバッタに比べて飼育も難しく。卵をとるのは困難だそうです。
養殖昆虫食を始めたい方にはオススメしないバッタです。

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