前回養殖2種を味見しましたが、日本の秋の旬としては
はずせない、鳴く虫。
エンマコオロギの♀を頂きます。
エンマコオロギ Teleogryllus emma
丸々と太っていておいしそうです。
この中には卵が入っていると思われます。
試食
お腹いっぱいに卵が詰まっており、プチプチとした食感が楽しい。香ばしさは余り感じられず、卵のコクが特徴的。やや前2種よりも外皮が固い。産卵期でなければまた違った味わいを楽しめるだろう。
鳴く虫の飼育は歴史が古く、江戸時代にはもう
「虫屋」と呼ばれる養殖業者が存在していたそうです。
(加納康嗣 著 鳴く虫文化誌)
音で聞き分けることで たくさんの種を楽しむ文化が日本にはあります。
今度は味で楽しんでみるのもいいかもしれません。
生でお食べになりましたか?