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あつ森遺伝学のすごさを文春オンラインに寄稿したらSwitchあつ森セットに当選した話。

何を言っているかわからないと思いますが、私もわからなかったです。初、文春オンラインに寄稿しました。しかも昆虫食ネタではなく。ひとまず先に読んでいただきたいです。ブログではその記事からはみ出た部分を補足して、宣伝としたいと思います。

以前のこのTweetがバズってしまい、編集者の方に声をかけられて寄稿することに。

記事化にあたって改めて情報収集しようにも、攻略本は売り切れ、私はSwitch持ってない。

ゲーマーのみなさんから公式非公式の情報を集め、どうにか分析をすすめました。が。記事の長さの関係で、メンデル遺伝とあつ森遺伝学との関係を指摘する部分がメインになり、細かなあつ森遺伝学の遺伝子と表現型との対応関係なんかを大幅に割愛することとなりました。

一般向け雑誌に遺伝学を掲載するチャンスかと思ったのですが、私が遺伝学のおもしろみをうまいこと咀嚼することができず、小難しい文章が仕上がってしまい、結果割愛となりました。編集の方はめっちゃ親身に読者への狙いやわかりやすさについて助言くださって、私の文章能力不足が改めて身に沁みたわけですが、この割愛部分について、ブログで宣伝がてら書いて良いとのことでしたので、ここに放流しておきます。

あらかじめ言っておきますが、攻略に一切貢献しない情報です。

一体誰向けなんだと言われると、遺伝学に青春をささげた覚えのある人向け。

これが読み解けたからといってあつ森が有利になったり攻略が進むわけでもないです。外に出てくることが決してない、「あつ森の中の人」のことを妄想するためのテキストになります。

さて、最初の発端は小森雨太さんのこのつぶやきから。

おや、高校生のときに勉強した遺伝学みたいな図がならんでるぞ。あつ森なのに。

どうやら遺伝のルールにかなり忠実に花の色が設定されていて、遺伝交配によってレアな花が手に入る模様。

教えてもらった攻略サイトにある遺伝表をもとに、その遺伝子の対応関係を整理してみました。記事化の前提となるリサーチです。

最も素直な遺伝学を実装しているのはパンジー。

まずはパンジー。

白いタネにヘテロ接合で含まれる遺伝子の本体は青の遺伝子で、潜性ホモでBB青を発色する。これは赤い花の遺伝子RRと混色できるので、RRBBで紫、RrYyではBBの発色は隠れてしまいオレンジ、rrYYではイエローに。ここらへんはわかりやすいですね。

アネモネ

アネモネも比較的素直。オレンジの発色がえらく強いですが、W遺伝子の本体は青の色素。RとWの混色によって紫を発色します。

続いてチューリップ

RRだと発色が強すぎて黒になっちゃうので、それを抑制する遺伝子S(サプレッサー遺伝子)としますか。白いタネに含まれる遺伝子は赤色Rの脱色遺伝子。例外的に赤と黄が交じるRRYYで紫、というなんとも説明しがたい混色パターンを見せます。pHでも変わったアントシアン系色素なのでしょうか。「議論の思いやりの原則」にのっとって、最大限好意的に解釈していきます。

こちらはコスモス。

RRが赤、Rrがピンクとなり、遺伝子量効果のようなものが見えています。RrYYでオレンジ、RRYYでブラックというこれまた妙な混色パターンがあり、こちらも白いタネに含まれる遺伝子は抑制遺伝子なのですが、YYを抑制したりRRを抑制したり、赤の発色を強めたりとなかなかトリッキーなふるまいをする遺伝子です。

キクの発色もまた奇妙です。RRYYを混ぜたらグリーンというのはなかなか混色の発想としては逸脱しているように見えます。

「一番簡単なのはユリ」と教わったのですが、あくまで交配手順が最短で、多くの花色が手に入るという意味での「簡単」で、遺伝学的にいちばんシッチャカメッチャカなのもまたユリでした。

白にサプレッサー遺伝子があるのはチューリップと同様なのですが、RRSSTYYがすべてホモで揃ったらなぜか白。いやいやほかの色の時そんなに強く抑制効いてなかったやん。と、いいかげん抑制遺伝子の八面六臂の活躍ぶりに嫌気がさす感じですが、これは分析の当初、劣性ホモ系統を使った検定交雑を邪魔する目的かと思ったのですが、

交配二世代で、すべてのレア花を手に入れられるユリの難易度は低い、というユーザー視点の判断ですので、それは意図的な操作であろうと結論づけることになります。難易度調整としての逸脱で、こちらは難易度を下げる目的。

そしてヒヤシンス。妥当なrryyww青と、逸脱のRRYyWW青があります。27パターンのうちの2パターンが青。これは最後のバラが81パターンのうち1だけが青いバラの遺伝型になっている最高難易度と、差をつけるためでしょう。ここらへんは遺伝学を逸脱してランダムなゲーム性に任されている。

そして最後にバラ。

遺伝子量効果が色素遺伝子と抑制遺伝子それぞれで効いてくるので、花の色から推測される遺伝パターンがなかなか複雑に。それでもWの本体である紫の遺伝子と赤、黄色、抑制遺伝子の4つで青が発色されるのは妙です。

RRYYWWssはどうかんがえても黒の発色にならないと変。つまり類推によっては青にたどり着けなくて、81パターンすべてを解明しないとたどり着かない。まさに最高難易度。

そして記事を「プレイしていない人」という形でプレーヤーへの嫉妬でシメようとしていた先週のこと。ヨドバシカメラから抽選販売当選のメールが。

ええ、このタイミングで?!!

嬉しいやら困るやらで、編集の方に相談しながら結局記事のシメは変えないことにしたのですが、注釈にもありますように、もう我が家にあつ森は届いているのです。

さっそく移住です。

むしくろとわが、移住するならむしの島ですよね。

ん?コレは、、、、食材だぁーーーー!

*記事内の見解はすべて著者によるものです。「あつまれどうぶつの森」発売元の任天堂の見解ではありません。

あつ森はおいしい昆虫の宝庫だったのです。大きくて食べごたえがすごそう。バッタがキョジンツユムシのような、ザリガニや魚と同じくらいのボリューム感があります。

アップデートで昆虫を食べるコマンドつけてもらえないだろうか。たのみます。任天堂さん。

さて、このあつ森の入ったSwitch。次なる問題として、ラオスに持っていくかどうか迷います。あぁエクササイズ系のソフトも入れたい。無事私はあつ森の沼に沈んでいくのでした。

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