夏ですね。日本はセミのおいしい季節です。
昆虫大学のまとめの途中ですが。
7月28日から8月9日まで
昆虫食の情報収集をお手伝いしてきました。
短期間だったので、目論見違いとか、不十分な情報もありましたが
今後の長期的な活動のベースとなる提案ができたと思います。
この活動の主体は私ではなく、あくまでサポートメンバーですので
活動内容の情報を公開するのは、もっとオフィシャルな場になると思います。
Twitterでラオスの虫情報を公開しつつ、オープンな情報収集もやってみたことで
私のような分類にあまり詳しくない者でも、ネット環境さえあれば
ラオスの山奥でいろいろできるものだなぁと、実感しました。
タイ・ラオスの現地の方々との信頼関係がすでにあるところに
お邪魔させてもらうことで、素の感想に近い昆虫食のあり方を
聞くことができたと思います。
市場・村・そして都会を比較することで、昆虫食がなぜ衰退の一途なのか
どうすれば人々がそれを食べるようになるのか、そして、
それはそもそもいいことなのか
いろいろ考えを更新する機会になりました。
昆虫食が世界規模でどうなっていくか。
その中で昆虫食文化をもつ地域がどうなっていくか。
そして資本主義の荒波と渡り合っていけるか。
私はこのプロジェクトがとても有望だと感じています。
というのも、非常に優秀で、昆虫の味にも詳しく
世界と自国とを相対化して見ることができ、かつ自国を愛している
そんなラオスの若者に何人も出会えたことです。
今後、ラオスの若者を起点として、日本も世界も、
大きく動くことと思います。
ということで、Twitterでの虫の味見情報をまとめておきます。
ラオス入国。湿度がものすごい。うるおいの国。 pic.twitter.com/dzAsYe661d
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月29日
ターケークの市場でカイコ、バッタ、タガメが売っているのを確認。
バッタは3山で10000キープ
タガメは3頭で3000キープ。いずれも
けっこう高級食材。 pic.twitter.com/XRA0zaTSz4— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月30日
バッタの盛り合わせの内容。 pic.twitter.com/e2IBuzBol0
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月30日
エビは氷で冷やしているけれど、バッタやタガメ、カイコは常温。バッタは加熱した形跡がないので、たぶん溺死させてそのまま。変敗しているようなにおいもあったのでもっと管理は高度にできそう。値段もいいので収入につながる可能性もあり。コオロギはいなかった。 pic.twitter.com/bFCdVOGsWC
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月30日
マダラチョウの一種? あとイナゴの幼虫。 pic.twitter.com/2RElFtXmth
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月30日
市場の様子。蒸し暑い。 pic.twitter.com/XtdVId8sjC
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月30日
サイブートン郡最大の市場。朝早くに来ないと虫は売り切れちゃったよと。明日早くに行く。
タガメやバッタの他に巨大なクツワムシが売られているとのこと。ナマズは売れ残っている。 pic.twitter.com/nrzIc12hqq— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
ラオスの田園風景。未舗装の幹線道路と赤い粘土質の土。電気は通っていて、水田に見えるけど雨で水没している畑。雨量の増減が激しいのでそれに耐えられる稲が主に植えられるとのこと。 pic.twitter.com/n267KWukGh
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
今日の味見セット。
七輪で茹でて1分くらい。油で炒めたほうが美味しいと村長さんに言われたけれど、自分もそう思うけど今回は味見だから茹でます。油を使った料理編はまたあとで。 pic.twitter.com/xJug5imSJX— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
ツムギアリ(?)の婚姻のシーズンにちょうど当たったようで、偶然取れた女王。ギ酸の嫌な酸っぱみではない、柑橘系の爽やかな香りがプチッと弾ける食感とともに押し寄せる。すごい。今まで食べたアリ女王の中で1番美味しい。 pic.twitter.com/GRMna4tUFs
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
ハラビロカマキリっぽいカマキリ
酸味があって蒸れたようなにおいがあり不思議な味。
穏やかで旨味の強い味。 pic.twitter.com/Vq3hhgSRAu— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
オオカマキリっぽいカマキリ。
未消化物のジャリジャりとした食感が悪く、匂いも味も今ひとつ。カマキリらしいあじ。
カマキリは直前に食べたもので味が大きく変わって安定しない印象。 pic.twitter.com/WRJRMqYcyn— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
まずいからやめておけと言われたフキバッタっぽいバッタ。確かめよう。
え、草の香りはするけどけっこううまいぞ。 pic.twitter.com/m9tDhTvzdG— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
王道のタッカテンことタイワンツチイナゴ?だと思うけど、この木の葉を食べるとのこと。なぜか成虫幼虫ともにすごく苦い。今まで輸入品で食べたものと全く味が違う。別種? この葉っぱもそこそこ苦いけどそれを濃縮した苦味。これは予想外だ。蓄養か絶食でもっと美味しくなる可能性が出てきた。 pic.twitter.com/VILdHAkQ8c
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
その他イナゴ系とツユムシ系のバッタたち。予想通りの美味しさ。市場で買えたものとは違う種類だと思う。 pic.twitter.com/fQvKXxBlsa
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
虫をとってはしゃぐのは全人類共通の本能だろう。特に虫好きでもない、昆虫食をあえて趣味とするわけでもない方々から怒涛の美味しい虫情報が飛び出してくる。「豊かさ」という言葉を単に自分の生い立ちを正当化するために使うのはいかんと思った。彼らの豊かさと、彼らのこれからの豊かさとは何か。
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
イケてる砂の袋。足が長いのでツムギアリかな。 pic.twitter.com/vbvfeWZGCZ
— 蟲喰ロトワ 7/28~8/9ラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年7月31日
蛍光灯につられて入って来た面白い顔のカミキリムシ。薪や木炭をつくるところもあるそうなのでカミキリムシ幼虫も食べられているだろう。 pic.twitter.com/jsoMaRvLH9
咬まれると血が出るオオキノコシロアリ(?)の兵隊。イカツい。灯火に来る有翅虫はよく食べるけどわざわざアリ塚を開けて取り出して食べることはあまりないとのこと。 pic.twitter.com/hgVDlYk0sy
作ってもらったタイワンオオコオロギの炒め物。カリッカリに焼いたコブミカンの葉とレモングラスがコオロギに少し残るゴキブリ臭を爽やかにし、ヌルッとした腹部の食感にクリスプを与えてくれる。すごくいい。感動する美味さ。しかしこれは大人のおつまみ。2歳児に与えるにはどうするか。 pic.twitter.com/MVnoY8WIjR
茹でた昆虫を味見しながらコオロギ炒めで箸休め。
炒めたコオロギはしっかりグルタミン酸ナトリウムをかけたほうがジャンクな味になって食がすすむ。
茹でただけだとやっぱり塩味が恋しくなるなぁ。 pic.twitter.com/2Jiqp6g6Gk
木の枝にしか見えないシリーズ。
脚の欠損がよけいに枯れ枝感をかもしだすラオスのナナフシ。
尻を上にしてじっとしていたので尻先の木の芽感も良い感じ。 pic.twitter.com/vwbHVSEUfq
こちらではタッカテンムゥと呼ばれていたクルマバッタ。海外で偶然日本人に出会ったような安心感。お前こんなとこにおったんか。 pic.twitter.com/zNiO7OmWeT
緑のマイマイと大きなヤスデとおそらく巣から出張中のシロアリ。集落からすこし離れた森は土壌が浅く、木の葉が蓄積した腐葉土はほとんどない。分解者である彼らが強力に分解している模様。 pic.twitter.com/csxkjNurUr
今朝の市場ではヤゴとオタマジャクシとコオロギを発見。バッタは見当たらず、自然のもの(タマサート)はけっこうその時々で売られているようだ。オオコオロギでも噛み破れない丈夫な袋は売り子が自分で網をを買って縫って作ったとのこと。すばらしい。 pic.twitter.com/EQgbunnPFP
あれ、オタマジャクシの隣にタガメっぽいのいるぞ。
幼虫? pic.twitter.com/wAnGzBJehE
シロスジカミキリによく似ているけどトゲとかカラーがちょっとヤンチャなラオスのカミキリムシ。日本のシロスジカミキリよりも一回り大きい。外皮が硬いのでラオスでは揚げて食べるがあまり一般的に食べられるわけではないとのこと。 pic.twitter.com/8xi9jWEilP
揚げたバッタとコオロギとコブミカン。
揚げすぎと言われた。そう思う。
コブミカンの香りも飛んで色も悪い。
コオロギは揚げる前に腹部の先を切り取って腸をすててキレイにするとのこと。バッタはもともとキレイだから問題ない。ラオスではキレイにする手順が整ってないと食欲は湧かないとのこと。 pic.twitter.com/kU0obdHN7U
アンケートにします。
比べてみよう。左が私、右がラオスの本気。
どっちが食べたいか。 pic.twitter.com/rk7yKOYzcW
今朝売られていたヤゴ。長いのが85頭 短いのが22頭。一頭は水性甲虫。これで5000キープ。数頭生きていたので明日味見する。 pic.twitter.com/fAHRVUSMMJ
生きていたヤゴのアップ
うーんわからん。ヤンマっぽいけど。 pic.twitter.com/OYO16izUaK
ドクバッタ。オラついてるなぁ。 pic.twitter.com/M5eTWM7Azi
ドクバッタが鳴いているところ。翅は全く動かず、中脚が連動しているので気門で発声しているのかも。 pic.twitter.com/KPuWKciXNI
ラオスの田園風景。
水田が広がっているなーと思ったら陸稲が水没しているだけとのこと。灌漑水による本来の水田がみられるのはごく一部だそう。こういった大水のときは野菜を作っても腐ってしまうのでみなさん稲を植えるとのこと。 pic.twitter.com/DsACFd0atW
食事は栄養と持続可能性をそこそこ考えながらバランスよく取っていこうよと。健康とか薬効まがいのあやしい煽りに負けるな。全く考えなくて本能に任せるチートデイもたまにはよい。
ドクバッタで、食草から毒を取り入れていて、農作物に被害をもたらすということは、無毒な食草で養殖化すると他の動物には警戒されて食べられにくく、ヒトだけが食べられることを知っている理想的な家畜になるかもしれない。現状では情報不足なので味見はやめておこう。
お昼に頂いたプチジビエ。干した白身魚のような旨味が強くておだやかな味わい。一度炭火に落としてウロコを取り、軽く表面が焦げるまで遠火でゆっくり焼く。美味しい内臓とそうでない部分をより分けていただく。背骨はカリカリとしてそのまま食べられる。スリングショットでとることが多いとのこと。 pic.twitter.com/lo7ctthkIA
結果です。 https://t.co/RgThuTisw6
ブルーメタリックの縞が美しい通りすがりの
ハエトリグモ。
幼体だろうか。体長は3ミリぐらい。 pic.twitter.com/Egr13TfqWd
ソフトボール2個分ぐらいの小さなツムギアリの巣があった。襲われないよう遠目からのぞき込む。 pic.twitter.com/5Gos5NJHoD
モモが太いヘリカメムシ。
ボリュームがあるためか香りも強く、ヘリカメムシに特有の青リンゴの香りがスパイシーに香る。旨味も十分にありおいしい。ラオスの方もこれは美味しいと教えてくれた。 pic.twitter.com/OrYKtnpw0a
黒っぽくて小さいタマムシの一種。
よく飛んでせわしい。独特のかおり。焦がした餅のような香ばしさと少しの苦味。甘みはすっときえてキレが良く、コクもほとんどない。 pic.twitter.com/AY8E630h9m
市場で売られていたヤゴ。泥臭さは一切なく、シュワっと甘みの強いさわやかなスープが飛び出してくる。
外皮も柔らかくこれは売れる味。 pic.twitter.com/t9Lg4b5zaB
庭の木にいる虫をとっていただいた。大きなカミキリムシが二頭。太い方がさわやかな香木のようなかおりがして、おそらく食樹の影響と思われる。もう一頭長い方は安心の日本で食べられるカミキリムシ味。甘みとコクが強く、味がピュアで歯切れと弾力のバランスも良い。 pic.twitter.com/NYuWZiiIFj
よくわからなかったのがこれ。
ホウセキゾウムシみたいに見えるけどとても素早くてハエみたいに動く。体長は2センチぐらい。 pic.twitter.com/kpnEigYMv9
立体的な網を作っていたクモ。隣には卵塊もある。腹部の模様はマントをまとったガイコツおじさんに見える。 pic.twitter.com/gAfpbcs5V7
国際協力の保健衛生の分野で昆虫食が機能できればいいなと。その時々の目標に応じて自給としての昆虫もいいし、先進国が昆虫を途上国から買って食べるという答えもありうる。
貧困層から富裕層までが目的に応じて昆虫を食の選択肢の1つにできるような世界になればよいだろう。
この街唯一の日本料理店でナマズの蒲焼きごはん。
養殖ナマズが蒲焼きに最適で、ラオスで買える野生のナマズやうなぎでは脂が薄くてダメだそうな。店主は20年前にこれを見出したので今流行りのナマズ丼は二番煎じだとおっしゃっていた。脂が強めで皮の弾力もよく、とてもおいしい。 pic.twitter.com/6xLdraL53W
市場に売られていたけど野生で見つからなかったタイワンツチイナゴをようやくゲット。立派だ。予想どおりの草場にいたのが確かめられてよかった。複数のバッタが現地名タッカテンという共通名で呼ばれていて、年中安定して取れると言われているが、その具体的な種の構成はかなり変動しているだろう。 pic.twitter.com/TA1wZBilPC
こちらはハネナガイナゴ
市場でも村でも見つからなかったが、タイの料理動画では見られたタッカテン。
地理、気候、季節によって取れるバッタの変動は気にしておきたい。 pic.twitter.com/BwYjDKEkYm
市場でスズメバチの巣、タガメ、クツワムシ、カメムシを発見
カメムシはかなり小さい。食べたことない種だなぁ。 pic.twitter.com/zKJo52AhOv
茹でて味見の強い味方、電気湯沸かし器。
これで電気さえあればどこでも昆虫の味見ができるぞ! pic.twitter.com/syqWsYvGgO
市場で購入したオオスズメバチの巣。1キロ25万キープなので日本円で3000円ぐらい。ものすごく高い。
自然採集品で昨日の夜取れたものとのこと。
メシをねだっているような仕草をしている幼虫たち。
かわいい。お前らがメシになるんだよ! pic.twitter.com/wXUCCp9mtr
厳正な目利きの結果、いちばん好きな白いサナギが最も多い、かつ小ぶりな巣板を買うことができました。これで75,000キープ。 pic.twitter.com/FpLpLphrdD
ビエンチャンスタイル(になってくれたらいいなぁ) pic.twitter.com/uZ7KkHseKs
ラオスのビエンチャンの市場で売ってたカメムシ。カメムシ科だと思うのですが、ご存知の方いらっしゃいますでしょうか。
体長は12mmぐらいです。匂いは普通のカメムシ。 pic.twitter.com/sT98regIoR
ラオスの最後の夜、ゴールデン昆虫試食タイムの始まりですよ。
うっかりフォローしてしまった方、これは昆虫食アカウントです。美味しい昆虫とそうでない昆虫の写真が流れますことをご了承いただいた上のフォローですよね?それではぼちぼち参ります。 pic.twitter.com/jhkNeRTV13
薄皮がむけて羽化する寸前のオオスズメバチ。
ラオスでは針をとって腹部を吸うように食べるとのこと。硬めのとうもろこしを口にくわえた感じ、
ほのかに甘い素直なだし味の他にはコクや収斂味は薄く、さほど栄養はなさそうな弱めの味。 pic.twitter.com/kR9WrjPK3Z
オオスズメバチの白い蛹。
やわらかくほろほろとくずれてあずきのような
粒感がある。
タンパク系の滋味ぶかい味。
私はこの段階が1番好きです。お吸い物で食べたい。
わずかな収斂味が口の中をさっぱりさせてくれる。 pic.twitter.com/BQb9dxS7VS
オオスズメバチ前蛹
パシッと弾ける食感は素晴らしく、シャウエッセンのよう。中からコク深い肉汁があふれる。サナギよりも若干の苦味と収斂味がある。 pic.twitter.com/ju1Lxnnxb2
オオスズメバチ 幼虫
先ほどの動画のやつ。
エビの背ワタのように体内にウンコの塊を内蔵しているので、取り除いて食べた方がおいしい。生だと体液が失われがちなので茹でてからの方が簡単です。
クニュっとした食感と甘みがあり収斂味はまったくない。美味しいだけでなく高級感もある上品な味。 pic.twitter.com/C27vl2XIKu
リクエストがありましたので背ワタ取り動画。
昆虫の消化管はどちらかというと背中に近いところを通っているので背側からアクセスします。首の後ろに切り込みを入れ、尻尾をつまむと簡単キレイにスルッと出てきます。 pic.twitter.com/McYVD0RyfM
タイワンタガメオス
生きている時はさほどかんじなかったが、
ゆでるとすごく洋ナシの香りが広がる。
腹部は紙のように薄くて味わいがないが、
胸部はスパイシーなほどの強い洋ナシ香と川魚風味の鳥ささみのような筋肉のかたまり。隙間からあふれるダシ汁とともに刺激的な食体験を提供してくれる。 pic.twitter.com/xdQfCddXhX
タイワンツチイナゴ メス成虫
ほとんど成熟していない脱皮したてと思われるメス成虫。茹でるとキンメダイのように紅く美しく輝く。
立派な体格だが身の入りは少なく、腹部の未消化物の苦味が少し表面に出てしまう。大きいバッタなのでもうちょっと成熟したものを食べたかった。これは次回の課題へ。 pic.twitter.com/2yAOoGbrJy
市場で買ったカメムシ。サクサクとした食感がよい。普通のカメムシ臭があるが茹でると弱くなり、パクチーが苦手な人でも結構食べられる味。コクは薄く、タンパクな旨味がゆっくりとひろがる。かなりカメムシの中でもおいしいんじゃないかなぁ。 pic.twitter.com/0pIyonTHSL
昆虫食の本がバンコクで買えた。英語版も見つかったのでいろいろと捗る。情報の間違いとか写真の取り違えをみつけたが、大体の方針はすばらしいので今後のプロジェクトのたたき台として使っていこう。 pic.twitter.com/Apo5UTxOsD
日本着。期間は短かったが収穫は大きかった。
脳内の昆虫食マップが更新され、やはり英語だけじゃダメなんだと実感。タイ語。そしてラオス語が中心になるだろう。昆虫食を強制することと行動変容を促すことは結果は同じでもプロセスが全く異なることも教わった。1週間ぐらいで整理しよう。
ラオスに行く前の昆虫食脳内マップで計画を立ててしまっていたら、危うい前提がコンタミしまうところだった。今後の方針を立てるための自分の認識と、ネットワークの基盤も整ったように感じる。これから専門家を目指すのではなく、適切な専門家との繋がりを介して高速でロジックを強化する感じ。