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味見:ナミハナアブ

秋ももう終わりに近づいてきました。
朝晩の冷え込みはもう氷点下に迫る勢い。
そんな中、セイタカアワダチソウを盛んに飛び回る元気な虫が。

ナミハナアブ Eristalomyia tenax Linnaeus
ぱっと見ミツバチによく似ています。擬態のようです。
冬なのにとても活発で、見ているとこちらも元気が出てきます。

幼虫は腐植食性で下水溝などに生息
成虫は花粉を食べるとのこと
成虫の食い物がファンシーなぶん、幼虫の食い物が気になります。
下水…ううむ。 悩ましい。
食べるかどうか迷いました。
が、近頃新しい昆虫を食べていないので、開拓したいとの思いや
成虫は花粉食だしクリーンだろうとの勝手な判断から
味見してみることに。
くれぐれも加熱は十分にいたしましょう。
以前に食べたシオヤアブのように
大型の双翅目はけっこうクセのない美味しいものが多そうです。
先入観なく食べてみることが大事かと思います。
味見
目がカリッとしており、全体的に柔らかい印象。味も全くクセがない。胸部の毛にポン酢の絡みもよいので薄味がおすすめ。毛の悪い食感はほとんど感じられない。
味は良かったのですが。。。
衛生的にどうなのか不安が残ります。
やはり腐植食性の昆虫はコントロールされたエサで育てて食べるようにしたいものです。

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