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おせつりょうり vol.5 クロマメコガネと栄養強化チョロギ

黒豆とチョロギは
一緒に供されることの多い縁起物だそうです。

このチョロギ、
何かに似ていないでしょうか。
当ブログを御覧頂いている皆様なら
分かるかと思いますが
「鱗翅目の蛹」にそっくりですね。

(エリサンの3齢幼虫、終齢幼虫 前蛹、 蛹、繭の一連。前蛹とサナギが美味しい。)
本家チョロギは「長老木」と当て字をするそうですが、
調べた所、由来や効果があまりはっきり書いていませんでした。
鱗翅目の蛹の方が栄養的によさそうなので、
代替してしまいましょう。
エリサンサナギ、あらため 「栄養強化チョロギ!」
とでも名付けましょうか。
食紅の色を付けた寿司酢に、
エリサンの蛹を入れ煮立てた後冷やしました。
そして黒豆には、同様にタンパク質が豊富なコガネムシで
代替してしまいましょう。
以前食べた
クロコガネマメコガネを使えば語呂としてもバツグンだったのですが
今回は
データ測定済みの「ケブカアカチャコガネ」をいただきましたので
使います。

黒豆チョロギ あらため 黄金エリサン

なんということでしょう。
激似です。
味見:
黒豆コガネ 揚げていないので若干土臭さが残ってしまった。旨味は十分でクロマメの味付けとの相性も良い。
栄養強化チョロギ
ピリッとするほどの酸味。後からエリサンの木のような香りが来てとても美味しい。酢に漬け込むことで身が引き締まり、グッと噛みごたえのある印象に。
エリサンは
酸性条件で食紅に漬け込むと
色がよく入る気がします。
「茶色で色合いが悪い」と昆虫料理に関してはよく言われるので
今後美味しそうな赤や黄色を食用色素で添加することが普通になるかもしれません。
色素との相性については今後の課題です。

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