場所は伏す。ことにします。
というのも私以外の関係者が多いのと、さまざまな(私じゃない)ツテをたよってたどりついたので、突撃されてもご迷惑になることもあるのでこのあたり伏せておきます。
タイ国内のとあるエリサン養殖場に連れて行ってもらいました。
こちらの話はもうちょっと形になってから情報解禁、ということで、今回の驚きはこっちじゃないのです。
「バッタ養殖の村には副産物であるフンを使った工芸がおこるだろう」との予言とともに制作されたバッタ仮面
順調に弐号機から四号機までつくり、
そして染め物まで。
トノサマカヤはベージュのタンニン系。絞り染をしたが染めムラがつきやすく、下染を失敗してしまったためシミができてしまった。比較するとトノサマカリヤスの染料としての優秀さが際立つ。 pic.twitter.com/8MhZhlyNDQ
— 蟲喰ロトワ 蟲ソムリエ しばらくラオス 一時帰国11月予定 (@Mushi_Kurotowa) September 10, 2017
そして、ついに出会ってしまったんです。「シンクロニシティ」に
場所はエリサン農家の染色場。といっても台所のような共同作業場です。そこでさまざまな天然素材で色をつける工程をみせてもらいました。その中にあったエリサンのフン。ドキドキしながら「これはなんの用途?」と聞くと
「染めるんだよ」 キター!!!!
遠くタイで、バッタとエリサンのちがいはあれど、養殖した昆虫のフンで工芸(染色)する村はたしかにあったんです。めっちゃ興奮しました。
本当はエリサンの繊維をエリサンのフンで染めたものが最高だったんですが、コットンを染めたパンツを買いました。ありがとう。ありがとう。
理論と妄想で膨らませてきた昆虫の未来が、こんなかんじで実装されているのをみると自分は孤独じゃないと安心できますね。もっといろんなフンの染め物が見たい、とリクエストをしてこの村を後にしました。また来るぜ!