日本からゲストが来ていたんです。彼らの希望で私が養殖したゾウムシを振る舞うことにしたんですが、あいにくの停電。乾季で電気の問題はあまりなかったのですが、雨季が近づくにつれてスコールが増えてくると、乾季の間に溜まっていたあれやこれやの電気的問題が噴出するイメージです。季節の変わり目の雨が降る日は停電に注意。
しかし、我が家のキッチンには炭火のコンロがついていたのだ。停電なんぞに負けるわけにはいかない。というかオーブントースターよりも炭火で焼いた方がどうやら美味しいぞ、ということも村での活動でわかってきました。前日にあるものを食べさせて、フン抜きをしておいたゾウムシを用意。
停電でもひとりでできるもん! pic.twitter.com/fSVc7HnX6j
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年3月22日
いつも使っている電気ポットも使えない。炭火をおこしたらまずは湯を沸かす。
炭火でお湯をわかすよ。 pic.twitter.com/LEkQVBvtW5
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年3月22日
手を入れて熱いぐらいのお湯をかけることで最後のフンがプリッとでることがわかったので毎回この方法を使っています。生きたまま竹に挟むと脱走する奴がいることもあって一旦殺してしまいます。
竹の串にはさむよ。 pic.twitter.com/7H6hpOcPky
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年3月22日
日本だとサラサラの塩を振るのもできるんですが、ラオスで売っている塩はザラザラしててこのまま振ったら塩辛いと言われてしまいました。なのでさきに塩水にしてからまぶすと良い。
ゾウ印のラオスの塩。45ppmのヨウ素が添加されてる。 pic.twitter.com/oyNtOh4u5v
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年3月23日
塩水をまぶすよ。 pic.twitter.com/8lXf55thvv
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焼くよ。 pic.twitter.com/wn8dyPPOpV
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年3月22日
しっかり焼けたよ。 pic.twitter.com/z9Jp2VVxMV
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バナナの葉に包めば持ち運べるよ。 pic.twitter.com/ib2PeL9vLO
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さて、日本のゲストは美味しく食べてもらえました。作るたびに味が良くなっていきます。
このどんどん美味しくなる方法も活動から生まれてきたものです。さすがラオス人。美味しい方法をもっとずっと知っているので、勉強しようと思います。そして収入、最終的には栄養という形で還元できればようやく恩返しになるかなと。