コンテンツへスキップ

昨年、ホソヘリカメムシがアリに擬態していることから
擬態昆虫は「味」も擬態しているのか?
との疑問から比較してみました

結果は「擬態は味を反映しない」
アリはアリ、カメムシはカメムシの味でした。

では、昆虫以外のクモ類が擬態した場合はどうか。
ということでアリグモの一種を捕まえました。

アゴが大きく、腰がくびれてアリによく似ていますが
よく見るとハエトリグモの一種であることがわかります。

味見
やはり肉食の香り。魚に近い鰹だしのような香りがある。アリのようなクチクラの硬さもなく、ギ酸の好みの分かれそうな酸味もなく、カニにちかいクモであることを味からも教えてくれる。もうちょっとおおきいほうが食べごたえがあるが、クモ類のしっかりした味を感じた。

当然といえば当然ですが、
アリに似せた姿のアリグモは、味は似せられなかったようです。
比較のためアリを再び食べたのですが、やっぱり酸っぱいですね。