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昆虫を調理してみたい!
でもやりかたがわからない!
そんな方に、ビギナーズから始めましょう。
1,食材選び
まず食材選びです。
マメハンミョウ、ツチハンミョウは
猛毒カンタリジンを持っているので食べないでください。
腐肉食性のシデムシも避けたほうが良いでしょう。
腐植土を食べているカブトムシ幼虫は大変美味しくないので
美味しそうなものを食べている昆虫を選びましょう。
始めての方はバッタ、セミがオススメです。
2,鮮度
昆虫は生きたものを使いましょう。
鮮度が一番です。昆虫は一気に劣化します。
経験上ですが、エビと同じぐらい傷みやすいです。
そのため、基本は生きたものを使用します。
どうしても死んだものを使う場合は冷凍、冷蔵をきちんとし、
味が変だと思ったら食べない勇気を持ちましょう。
3,調理の前に
いよいよ調理ですが、もしご家族、ルームシェア、恋人等
同居人がいらっしゃる場合は調理器具の共用が可能か
くれぐれも、くれぐれもしっかり確認しましょう。
勝手に使い、あとから同居人が
昆虫の脚のカケラを発見してしまうと
有効な言い訳は存在しません。
4,調理の最初は揚げ物で。
手始めに、かるく塩コショウして
揚げてみましょう。これで美味しいと感じたら
あなたは昆虫料理ビギナーの一員です。
素揚げ、天ぷら、唐揚げ、南蛮漬け
揚げをベースにいろいろたのしめます
美味しいけど油っぽいな、と感じたあなたは
一緒にディープな昆虫料理の世界へ入っていきましょう。
5,他の食材との比較
昆虫は陸生の節足動物なので、
基本的に同門のエビカニを参考にできます。
しかし、エビカニと比較して、
表面のクチクラが水を弾きますので、
味の染み込みが悪いです。
また、気管系が発達しているので
内部に空洞が多いのも特徴です。
このような特徴を生かした調理法がありますので、
また紹介します