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味見:クロカミキリの遺影

クロカミキリ Spondylis buprestoides

実は7月中旬に既に味見していました。
味見:見た目はカミキリムシらしくなく、硬そうだが小さいので結構食える。香ばしさは少なめで甘みが強く、香りも良い。茹でただけで炒った穀物のような風味もある。同じぐらいの体型のクワガタよりだいぶ柔らかい。
ところがこの時、アクシデントが。


そうなんです。
昆虫の味見の最大の欠点は「侵襲性が高いこと」
標本であれば同定後、再度同じ個体を見ることが出来るのですが
味見してしまうとその個体には二度と出会えません。
なので写真を撮ることが必須なのですが、
この時は忘れてしまったのです。
ということで、当ブログに載っているほとんどの写真は
その昆虫の在りし日の姿。つまり「遺影」といえるでしょう。

せめて上手に撮影してあげたいものです。
コンデジとはいえ、慣れてくると過去の写真のヒドさに嫌気が差してきます。
撮り直して差し替えたいとも思うのですが
食べた個体の最後の姿を消すのは忍びないので 悩ましいところです。
さっさと写真うまくなれ、ということなんですが。

1 thought on “味見:クロカミキリの遺影

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