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ハロウィン2012

日本ではなかなか定着しないハロウィンですが、
せっかくですのでカービングをやることにしました。

小ぶりなカボチャを買った所、
その質感が王蟲にそっくりだったのでこれはいけると。
小さく丸まっているので、
映画中盤、ナウシカの夢のあのシーンが再現できると。
久石譲の娘が歌っていることでお馴染みの
「ナウシカ レクイエム」と併せて御覧ください。
竹串、カボチャの種、カボチャだけでできているので
ナウシカの願いもむなしく
もちろん
煮込めます
大変大きな反響があり驚いています。
ご覧頂いた方、ありがとうございます。
また、こんな昆虫食ブログ
であることを知らずに来てしまった方、申し訳ありません。
せっかくですので
煮込んだ結果もきちんと形にしようと思い
クリームシチュー仕立てにしました。腐海の様子をイメージしています。

こんなくだらない遊びに
お付き合いいただきありがとうございました。
さて、カボチャの害虫といえば
カボチャミバエ Bactrocera depressa
カボチャに卵を産み、幼虫が種を食べるのですが、
私たちは通常種を食べませんので、
非食部である種を美味しいタンパク質に転換してくれる
嬉しい副産物でもあります。
殺虫剤を使わず栽培したカボチャにはけっこうな頻度で入っていて、
耳を近づけると。ポンポンポンっ と中で幼虫が跳ねるの音が聞こえます。
これが当たりの合図です。
中を開けると、数十センチは飛び上がるほど、活発にハネます。
この時食べたのは2009年、昆虫の食用化が
バイオマスの有効利用につながるのではないかと考えるようになった
ルーツとも言える食経験でした。

カボチャの煮物と一緒に味付けたので、
まったくカボチャ風味。
噛みごたえのある筋肉感があり、ほのかに脂質の
ナッツのような味わい。
味の特徴はないものの、とても食べやすい幼虫でした。
ハロウィーンに合わせて、家庭菜園でとれたカボチャを
使うこともあるかと思いますが、
カボチャミバエがいたからといって毛嫌いせずに、
一緒に味わってみてはいかがでしょうか。
カボチャの種の新しい食べ方といえるでしょう。

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