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2-2 味見の方法とスコアリング

味見をして美味しい昆虫かどうか、調べたいときに、最初にその方法を決めておくことが大事です。途中で変えたり、初めにやっていた方法が間違いだとわかった時は、たくさんのデータを捨ててしまうことになります。
キノコと同様に、昆虫も非加熱で食べることは危険です。
高温で全体を加熱でき、仕上がりもサクサクの揚げ調理は
簡単においしくできますが、同時に風味も大きく変わってしまいます。食材の風味を保ちつつ、安全な方法として「茹で」を選びました。昆虫の味は全般に塩味がうすいので、塩やポン酢を少量足して
味わうことにしました。
次に味の評価です。様々なパラメーターが考えられますが、わたしが昆虫を評価するにあたって重要視していることを評価項目にしました。
1,みため  appearance
2,かおり  smell
3,のどごし texture
4,あじわい taste
5,のびしろ possibility
昆虫食は見た目がちょっと、という方が多いので、
1,見た目を項目に加えました。2,かおり、3,あじわいに加えて、昆虫は4,のどごしが特徴的なものが多く、その美味しさに影響していたので
味要素は香り、のどごし、味わいの三要素にしました。
そして5,のびしろは昆虫学から見て、開発次第で将来に役立つ可能性を評価しました。
いずれも20点満点で評価し、トータル100点満点としました。
これらのパラメーターがいずれも均等に20点ずつであることも、
それをトータルで100点満点にすることも、科学的な態度とはいえないのですが、ランキングをつくる都合上、わかりやすさを重視してこのようにしました。結果としては私のおすすめする昆虫がランキング上位に出てきたので、私のスコアリングとしてはうまく言ったと思います。
それではその結果について、昆虫の目ごとにまとめましたので
見ていきましょう。

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