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こちらで共同事業体を結成して動いている国際NGO,ISAPHの母体である聖マリア病院が取材を受け、こちらのラオスの活動をメインに記事化されました。ウェブでも見れますが有料記事なのでとりあえず写真だけ見れる状態です。今昆虫プロジェクトのパートナーとしてコンサワン君が紙面デビューであります。

池袋ジュンク堂書店で7月中に開催していた蛾売りおじさんの出版記念展示会 および7月28日のサイン会に行ってきました。

私が書籍を購入し、 整理券をゲットして展示会場に行くと、エスカレーターで上がってきた通りがかりの男子が、確認できただけで2名、食い入るように見に来ました。それほど吸引力があったのでしょう。
うち1名の謎の発言。なにいってるかわからないけどわかる。

表現とモチーフの間にある「解釈」を経ることで、ときに、人によっては実物よりも実物らしい存在感を感受する、という現場を目の当たりにしました。すごい。
蛾売りおじさんの刺繍はなんと裏と表を違う模様を縫い付けているそうで、その少し粗いテクスチャや整然と並んだときのつややかにひかる反射などコンセプトの段階で勝ち確定のすごいアイデアで、そしてそのまま技術と妄想に突き進んだ王道の表現だと思います。本当に写真に映らなくてつらいので、実物を見に行ってください。

そして28日サイン会、開始時間すこしあとぐらいにいったら大行列でサイン会の終了間際にようやく私の番に。すごい。ファンがもうすごい。
サイン会特典、おおきなカイコさんと写真をとっていただきました。
食べごたえがありそうですね。
ちなみにですが、蛾売りおじさんはおじさんでもないし、ひとりでもなかったことをこっそりお知らせします。蛾売りおじさんとは概念なのです。

先週は村に行き、新しい農地の開墾に立ち会ってきました。3月までの活動でパイロット農家の5世帯が無事ゾウムシの養殖に成功し、今は我々からの成虫と村で手に入りにくい糖蜜の供給だけで、他のエサ材料は彼らの自腹で続けてくれています。一度美味しい昆虫を口にしたことで、それぞれに養殖を続けるモチベーションが生まれたようで、そこらへんも社会学的調査として調べておきたいところです。とは言っても低地のこの村の農地のほとんどは水田で、少し高い土地は陸稲が植えられているので村人のほとんどは稲以外の農法を知りません。なので予想していたことですが、キャッサバを村の中で手に入れることが難しくなってきました。そのような「不足感」を共有できたことで、こちらがトラクターのレンタル費用を活動費から提供し、農家は彼らのもつ土地を提供することで新しいキャッサバ農地の開墾をする、という次のゴールが共有できました。

予約したトラクターにドタキャンされたり、道が悪いから値上げを要求されたりと、さすがラオス的なちょっとしたアクシデントもありましたが、ともあれ無事(?)に作業を見届けて村の借家に帰ると充電もしていないのに部屋の中で点滅するものが。ホタルだ!

ラオスの大自然が素晴らしいなと感じつつ、眠いのに寝れないなと。そういえばこれまでホタルを味見していなかったと思い直し、村から都会に帰ってきた週末に茹でて味見することに。なぜ味見していないかというと毒があるからです。(発光のシステムとは全く別。)

とは言っても、ホタルによる中毒事故の報告を聞いたことがないです。もしご存知だったら教えてください。

ここで仮説として考えられうるのが、「とんでもなくマズい」ことです。食べられてしまうほどの味だからこそ中毒事故がおこるわけで、とんでもなく不味ければ、事故に至らないはずです。さてそんな不安(期待)をもちつつ食べてみましょう。

キイロスジボタル?のようなホタルの成虫メス。 ホタルがあることが知られているので茹でて味見したあと飲み込まない。というか苦!マズ!とても飲み込める味ではなく、強烈な苦味と青臭さでビリビリと舌が刺激される。これは擬態されるのも納得のマズさ。

私はこのような昆虫を知らないのでググったのですが、Sclerotia ballantyne に32.50ペセタ。。。🐝🐝🐝https://t.co/9KzytN3apU— ねずねずみ (@nezu_nezu) 2019年5月11日

そしてTwitterで北タイの詳細な分類の論文も教えていただきました。交尾器を比較していないので同定は難しそうですが、調べておきます。

... "風の谷のナウシカには昆虫食が出てくる。" を続けて読む

... "あの昆虫大学とはなんだったのか 中編" を続けて読む