第二回、配信されました。今回は毒があるかもしれないケムシに対して一喜一憂しながらどうにかして食べることを考える話です。突然昔の記憶がリフレインされました。どうぞご確認ください。記事には出てきませんが蛹はこんな姿です。

昆虫食をオススメする研究者のHP NPO法人食用昆虫科学研究会の理事長
第二回、配信されました。今回は毒があるかもしれないケムシに対して一喜一憂しながらどうにかして食べることを考える話です。突然昔の記憶がリフレインされました。どうぞご確認ください。記事には出てきませんが蛹はこんな姿です。
Twitterで反響がありまして、いくつかライフハックもおしえていただきましたので紹介しておきます。きっかけはこちら。
モンベル腹巻きはマジですごい。汗かいても冷えない。暑い地方でお腹壊したときに。→モンベル | オンラインショップ | ジオライン L.W. ウエストウォーマー https://t.co/ZFmNDSh2mP
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年1月6日
モンベル、すごかったんですよ。こちらの街に来ている日本人の方でもお腹の弱い方が多いようで、暑くて汗かいて汗冷えしてもまたお腹を下してしまう。トイレのグレードが日本のものには程遠く、なかなかいい環境のトイレにめぐりあえずにストレスになってしまうなど、暑い地域でのお腹の問題はなかなか困ったものがあります。個人差があったり、プラセボに近いものがあるとは思いますが、とりあえず自分のものと教えてもらった情報をまとめておきます。
薬局で買える粉の経口補水液。オラリと呼ばれている。ペプシやレッドブルは売ってるのにペットボトルのスポーツドリンクはほとんど見ない。かなり甘いそうだけど買ってからまだお腹を壊していないので味見はまた今度。#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック pic.twitter.com/IhX9zUGVfg
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年1月6日
#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年1月6日
売ってるインスタントラーメンも辛い。やさしいのはこちらのお湯で戻すクノールのおかゆ。具材が直に入っているのではなくアルミパウチの内袋が入っているので田舎の軒先で直射日光を浴びたものでも味が落ちにくい。レンゲ入り。 pic.twitter.com/0Png1Gcrrk
マイトイレットペーパー。トイレの頻度が上がるということは不本意なクオリティのトイレも使わねばなるまい。そういうところはトイレットペーパーがない。柔らかめのお気に入りを持っておく。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年1月6日
#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック pic.twitter.com/Q80udywk52
ぜひみなさんのライフハックも知りたいです。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年1月6日
#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック
お腹だけピンポイントで温めるためにペットボトルにお湯を入れて湯たんぽにする。 #暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック
— КUЯ1YAMĀ (@dust509) 2019年1月6日
このあたりは常備。
— うたのすけ (@utachan00) 2019年1月6日
経口補水液、炭素粉末、下痢止め、日本から輸入したビオフェルミン#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック pic.twitter.com/FY2udghzjF
ちゃんと火の通ったものを食べましょう。#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック pic.twitter.com/nfBcSqvEuJ
— うたのすけ (@utachan00) 2019年1月6日
#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2019年1月6日
瓶より輸送に便利なエビオスアルミパウチ版。 pic.twitter.com/RZAeOr3M8h
貼るカイロミニ(下着の上からお腹に貼る)と携帯ウォシュレット。後者は帝王切開した時に入院した病院でもらったボトルをいまだに使っている。
— 蜜蜂を弄ぶ (@liyehuku) 2019年1月6日
だいぶ楽になる。#暑くて辛いものが多い地域でお腹の弱い人のためのライフハック
私がこちらにきてからまだ半年ですので、そのほかライフハックがありましたらおしえてほしいです。
まとめていなかったのでまとめ直しておきます。
2017年、初めてラオスに訪れた際に、村人からドクバッタをもらいました。
「誰も食べない」と言われたドクバッタ。笹を食う、とその時は教えてもらいました。教えていただきましたがAularches miliaris が一番近そうです。
上翅の水玉と腹部の赤じまの色使いがオシャレなドクバッタ。焦げた大豆のような変なにおいがする。さほど強い毒ではないとの情報もあった。さてどうするか。味見はしておきたい。 pic.twitter.com/SNRTSeyFDi
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年8月2日
アフリカで茹でたドクバッタを食べた4歳児が死亡。心臓の毒かあ。pdf https://t.co/dp8spHxsRP
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年8月2日
ドクバッタが鳴いているところ。翅は全く動かず、中脚が連動しているので気門で発声しているのかも。 pic.twitter.com/KPuWKciXNI
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年8月2日
ケニアのはキョウチクトウのなかまを食べていて、まさにそんな匂いで、食べるとなると恐ろしく感じました。これは何を食べてました?
— 丸山宗利🐜 (@dantyutei) 2017年8月2日
これは藪の中で私以外のラオスの人がとってきたので、よくわからないんです。けっこう毒としては厳しいものでしょうか? 現地の方はへんなにおいがするから食べないバッタだとのことです。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年8月2日
直感的ですが、ツチハンミョウ的な毒の出し方と匂いで、少量でもヤバさを感じます。
— 丸山宗利🐜 (@dantyutei) 2017年8月2日
ということで結局味見はしていません。大発生して稲を食害する、という話もあるので、キョウチクトウなどの毒草を食べさせずに無害化できたら、彩りがよく動きも遅く、捕食者に狙われにくいので素晴らしい家畜になると思います。完全養殖したいですが、もうちょっと生態についても調べておきます。ありがとうございます。食樹がはっきりしないのと、
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2017年8月2日
病院まで距離がある場所であること、他の方に迷惑をかけられない状況なので、味見は見送ろうと思います。逃げたりもがいたりしないのと、翅や脚の欠損がほとんどないので、ちょっと異質な虫ですね。
「昆虫食は未来の食糧問題を解決する」という話を巷でよく聞くようになりました。
「日本の風邪には」「ルルが効く」みたいなもんで、
「未来の食糧問題に」「昆虫食」とよく言われます。ゴロがいいですね。
うん。わかりやすい。
この文章はキャッチーですが、昆虫食に対する優良誤認を与えかねない文言なので、慎重に使っています。「昆虫食が未来の食糧問題を解決?」のような疑問形で言い切りを回避することが多いです。これも一時的な責任回避であって無責任と批判されても仕方ありません。当然ながら、「それって本当?」という質問や問い合わせも増えてきていますので、その説明責任を果たすべく、この記事を書きました。
さて、このキャッチフレーズには二つの大きな問題があります。
1つは、食糧や人口予測に対し、昆虫食が影響する根拠がまだまだ弱いこと。
もう1つは、解決すべき「未来の食糧問題」の設定があやふやであることです。
1、食糧や人口予測に対し、昆虫食が影響する根拠がまだまだ弱い
地球規模の未来予測には数多くのパラメーターが関与していますが、いまのデータが揃っていない昆虫食では、それらに影響できるほどの確たる根拠がありません。昆虫の中では一番データが揃っているコオロギですら、まだ技術的未来予測を含む段階です。ひとまずこちらにまとめましたのでお読みください。
コオロギ食について整理してみないか 1
コオロギ食について整理してみないか 2
コオロギ食について整理してみないか 3
温室効果ガスのデータがあるコオロギでこのまま突き進めばいい、というわけでもありません。コオロギの餌の組成が、人の健康に適した栄養バランスである以上、コオロギの餌となる穀物、大豆、魚粉などの供給が人の食料と競合しかねないからです。また、コオロギ養殖の主な環境負荷要因が、コオロギの餌の生産(ニワトリ用配合飼料の生産)であるとの指摘もされていますので、そもそも食用と競合しかねない飼料を生産すべきか、という前提まで検討する必要があります。他の昆虫、特に「人には十分足りている栄養成分のバイオマスを餌とする昆虫」あるいは「人が食べても栄養にならない餌を食べる昆虫」を検討し、単純な効率ではなく、機能としての養殖昆虫を検討しないといけないと考えています。
表題の煽り文句をちょっとマイルドにするならば、
現段階のデータでは、「未来予測に必要な昆虫食のエビデンスが揃ってない。」といったところでしょうか。食糧危機の根拠によく使われている、世界の人口増加予想も、出生率が変わるだけで、大きく発散する可能性もあれば、小さくおさまってしまう可能性もあります。
現状では、この世界的な出生率に影響しそうな、あるいは出生率に応じた世界的な食料増産につながるような、強いエビデンスはまだありません。昆虫食の戦いはこれからだ!といったところです。
2、解決すべき「未来の食糧問題」の設定があやふや
こちらの方が問題は大きいでしょう。世界人口の増加から予測される「未来の食糧問題」は総量を想定していますが、総量が足りなくなってから訪れる未来の食糧問題、という想定は、現在の食料問題を反映していません。
現在の食料問題は総量不足ではなく分配の不均衡ですので、「未来」と「現在」の問題を切り離してしまった結果、「食料が適切に分配される社会システムが整った未来において」という、無理のある設定を「未来の食糧問題」に込めてしまっているのです。
このような都合のいい「未来の食料問題」に対して、昆虫食が貢献する可能性を積み重ねてしまうのはむしろ、実現性を怪しくするでしょう。総量がほぼ足りている現在ですら、分配の不均衡から栄養の問題が発生していますので、総量が足りなくなる未来になれば、その不均衡はさらに悪化すると考えるのが順当でしょう。現在の昆虫食マーケティングによって富裕層に昆虫を食べ始めさせることが、かえって貧困層の食用昆虫を将来的に奪ってしまう可能性すらあります。ではどうすればいいか。
私からの提案は昆虫食の未来予測をするためにも、
「昆虫食は、現在の食料問題を解決できるか」から始めませんか、です。
私は、ラオスの栄養問題に対応すべく、ここに来ています。
栄養問題といっても一般的に思いつきがちなガリガリのお腹の空いた子供たち、のような「飢餓による痩せ」はラオスでは大きな問題ではなく、お腹は空いていません。「カロリーは足りているが他の栄養素が足りない」という低身長の子供達が多い状況です。
では他の栄養素にアクセスできるにはどうすればいいか。単純に栄養のあるサプリをプレゼントしても、彼らが自力で栄養を得る手段にはつながりません。足りていない栄養を補う技術として養殖昆虫食を提案しているところですが、同時に教育や貧困対策も複合的に関わってきます。ではどのようにアプローチできるか。これは国際協力における「地域保健」と呼ばれる分野になります。貧困と栄養は分けて考えられがちですが、「洪水により作物がとれなかったときに現金で市場に買いに行ける」といった具合に、現金収入の向上は間接的に栄養改善にも影響します。なので、我々の技術提供によって養殖された昆虫が直接農家に食べられなかったとしても、複合的に栄養改善につなげるサポート体制を整えようとしています。
そして、この活動は現場の生のデータがとれる「昆虫養殖場」がラオスに誕生することでもあります。地域の自給自足のバイオマスを使い、廃棄物は土地に還元し、村で利用されてこなかった余剰のバイオマスから、栄養バランスのいい食品へと濃縮する機能性が、昆虫に求められています。その第一目的は、交通の便が悪く、現金収入のほとんどない村落において、都市部に遜色ない昆虫養殖のランニングコストを達成するためですが、それは同時に、持続可能な昆虫農業の新しいモデルを作ることでもあります。
昆虫食文化のある地域において、その地域にあるバイオマスを使い、僻地であっても持続可能な農業が栄養を補っていく、あるいは地域外に向けて現金収入になる生業を普及させていくというアイデアは、昆虫を使うこと以外はまったく王道の、オーソドックスな国際協力といえます。そしてそのような「現場」が生まれることは、昆虫食に足りない様々なエビデンスの源泉といえるでしょう。
ラオスには昆虫食に対する偏見はありません。苦情を言ってくるご近所もいません。私の今の借家の大家さんも寛容で、環境は整っています。つまりこれまでの昆虫食普及論で言われがちだった「これから社会の偏見を減らす必要があるだろう」と締めくくることはできないのです。とても責任を感じてヒリヒリします。
昆虫食は「採集から養殖へ」という大きなポテンシャルがありながら、昆虫養殖を使って栄養を届ける国際協力プロジェクトはこれまでほとんどありませんでした。なぜなら先進国に昆虫食の概念がなかったために、他の家畜や農業に比べて知識や技術も乏しく、成功例もなかったからです。
一方で、すでに栄養の足りている先進国の間で「昆虫食には栄養がある!」「未来の栄養!」と(私を含めて)声をあげてビジネス化を急いでしまうことは、今まで昆虫以外の生物で起こってきた、遺伝資源の搾取や文化の盗用につながりかねない、危なっかしい状況と感じています。
あなたが食べている昆虫、本当に持続可能ですか。
あなたが誰かに食べさせている昆虫、本当に持続可能ですか。
私は月に3から4回、村に出張して最初の昆虫農家を指導しながら、都市部の拠点では3種類の昆虫について、卵の安定供給のための技術開発をしながら、村にあるバイオマスをつかって餌を完全自給できるよう、組成を改良する実験もしています。当然ながら、人材と資金が足りません。
未来の話をするためにも、「現在の食料問題に」「昆虫食で」できることはありませんか?
これがうまいこといったら、
「現在の食料問題には昆虫食が効く」ので
「未来の食料問題にも昆虫食が効きそうだ」ということが
ようやく言えてくると思います。
様々な背景を持つ、みなさんの参入を歓迎します。
カブトムシ。とても大好きな昆虫です。昆虫として。
まず姿がかっこいい。そして夏休みにたくさん手に入る。
カブトムシ。日本の虫代表。重量、佇まい、デザイン、遊びやすさも含めて人々に浸透している虫。しかしマズい。成虫に近づくにつれて土臭さは減っていくが、カビ臭さ、渋みは相変わらず強い。
少し飛び方が下手で、スタコラと逃げ出すこともないずっしりとした重みがある。
多くの子供が一度は心を奪われる昆虫ではないでしょうか。
しかし食材としての厳しさはまた格別で、
多くの昆虫食愛好家が、その美味しさに、いえ、その美味しくなさに挑戦してきました。そうなのです。美味しくなさがあるのです。
昆虫を食べたことがなくて、
カブトムシに挑戦するのもためらわれる、という方は、
お近くのホームセンターでよく売っている腐葉土を口に含んでみてください。
それです。
なんとも言えないカビ臭さ、
渋み、土臭さ、そういったものが
カブトムシには染みついているのです。
丸々と太って、蒸したてのおまんじゅうのように美味しそうなカブトムシの幼虫ですが、中を開いてみると、丸々と腐葉土が入っています。土を詰め込んだゴム手袋みたいな構造をしてます。(写真探したんですが見つからず。)
真っ白な美しい肉の部分。それを取り出して食べたら美味しいはずだと、
そう思ったのですが、腐葉土の味と匂いの白い肉でした。無念。
ついでサナギ、成虫と食べ比べてみたものの、やはりいまひとつ美味しくなかったのです。
半透明の飴色がとっても美味しそうだけれどクソマズ…いや、美味しい食べ方がまだ見つかっていないカブトムシ蛹 Pupae of Trypoxylus dichotoma septentrionalis。黒バック撮影練習。逆光にて撮影。 pic.twitter.com/8Fn1J726qi
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2015年4月22日
この独特の香りを生かすべく、
@y_tambe 先生との土臭さの談義を経て
始まりはこちらでした。→土臭さと昆虫、コーヒーなどの匂い談義 - Togetter https://t.co/TZpi64cyxt @togetter_jpさんから
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年9月28日
コーヒーを作ってみたこともありました。
再掲→【虫注意!】カブトムシの成虫をフリーズドライ後コーヒーにする研究者現るっ!気になるお味は? - Togetter https://t.co/SY0Rr4ah33 @togetter_jpさんから
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年9月28日
コーヒーよりも脂質が多く含まれていることから、結果できたものはココアに近いものでした。
そうだ。生カカオもそのままでは食べられないではないか。
つまりカブトムシは「おいしい食べ方がまだわかっていない」人間側の調理技術が未熟な食材、と言えるのでしょう。
思い出すのは2013年頃でしょうか。
「ラオスではカブトムシが食べられている」との情報を、国際協力団体勤務の方から聞くことができました。
当時は2017年にラオスに行くことなど想像もしておりませんでしたから、
いろいろと無責任に妄想を膨らませたものです。
ラオスでの食べられ方はヂェオと呼ばれる料理で、炭火に突っ込んだ何らかのタンパクと
唐辛子、玉ねぎ、トマト、各種ハーブ、塩、味の素を入れてすり鉢でたたいて出来上がる辛味噌です。
昆虫などの動物性の材料を入れておくと、コクと旨味がアップしておいしいです。
当時は食べたことのないその「ヂェオ」を想像しつつ、とても辛いとのことで
強いハーブや辛い唐辛子には強烈な渋みや臭みがむしろ合うのではないか、という想像までしたものです。
虫フェスより。ラオス・東北タイにおける「森林保全」は燃料や材だけでなく、カメムシやカブトムシ等の食糧と食文化も考える必要がある。ここでは木を蹴るとバラバラと十数匹のカブトムシが落ちてくるほど豊かな森林生態系がある。子供が収穫し、母親がジェオと呼ばれる副菜に調理する。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2012年11月24日
食用昆虫科学研究会終了。焦がした米粉、唐辛子、ナンプラー、カブトムシでつくるラオスの料理「ジェオ」を味見した。作ってみよう。そして研究室帰着。今日はバッタが孵化していないのでエサ交換だけの作業になりそう。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2012年10月6日
さて、時は巡り2018年9月、
活動先の村で、お昼をご馳走になりました。その時出てきたのが前日ライトトラップで取れた
昆虫盛り合わせ炒め!
ね、美味しそうですね。
その中に燦然と輝くカブトムシ!これは食べねば。
日本のカブトムシの記憶を呼び起こし、お昼をくださったラオス人に失礼がないように
心して食べます。
…おいしい。
なんということでしょう。あれだけ味の難しかったカブトムシが、素直なおいしいコウチュウになったのです。
ほっこりとしたサツマイモぐらいの土臭さ、
「ラオス人はカブトムシを食う」の真相は
「あの不味いカブトムシを美味しく感じる」でもなく
「あの不味いカブトムシを美味しく料理する」でもなく
「彼らはそもそもおいしいヒメカブトを食う」ということでした。
うむ。やはりおいしい。
ヒメカブトXylotrupes gideon
メスよりややタンパクで香ばしさが強い。
胸部にはしっかりと肉。腹部にはコクがありずっと楽しめる。
うーん美味しい。日本のカブトムシを思わせる香りもわずかにあるが、
バランスがいいので全く気にならない。 pic.twitter.com/AGlk2rI1Iq— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年9月22日
ヒメカブトXylotrupes gideon?のメス。
日本のカブトムシと外見上よく似ているが、味が全く違う。
うまーい!少しの消毒薬のような臭いはあるもの土臭さはなく
甘味とコクのバランスが優れていて美味しくいただける。
香ばしく炒めるとより良いが、茹でてもしっかり美味しい。うーん美味しい。 pic.twitter.com/qQ8iCeN7cM— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年9月22日
ひさびさにバズりました。
メコン川を背景にしたらアイスコーヒーの泥水感がすごい。 pic.twitter.com/OBksT8cdD2
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月15日
旅行です。有給をいただいて、街全体が世界遺産になっているというラオスの北部の街、ルアンパバンに旅行してきました。
ラオスの大変なところを支援しに来ているわけですが、平行してラオスの自慢のところも見ておこうというわけです。
朝は昆虫の世話。ラオス人スタッフに引き継ぎ、
ビエンチャンまで片道7時間のバス。ビエンチャン泊
そしてワットタイ国際空港から空路でルアンパバン空港へ。
そしてなんと現地で風邪(?)でダウン。
食欲不振と高熱でもしかしてもしやデング熱か、と焦ったのですが、無事一日で熱は治まり、回復してしまいました。
なんともよくわからない状態。まぁ休暇中にダウンしてよかったです。昆虫の世話をしつつだとキツかった。
ジンジャーとレモングラスのドリンクを頼んだら
こう出て来た。いいぞ。いいセンスだ。昆虫たちはラオス人スタッフに預けて休暇をいただいてルアンパバンに旅行に来とります。 pic.twitter.com/opsk1KtUz0— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月14日
そして回復した最終日の朝、朝市に行き、タサール蚕を購入できました。
ルアンパバンの朝市でタサール蚕を見つけた。サナギと切った繭の価格は結構高い。観光客価格である可能性もある、3軒のお店で売っているのを確認した。 pic.twitter.com/X7YGFV85qb
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月16日
ビエンチャンのホテルで何度か持ち込んでいた昆虫が死んだことがあったので、何らかの殺虫剤が散布されているだろうと思い、
タサール蚕を窓の外に吊るしたりしながら、なんとか死なないようにして帰ってきました。殺さずに帰ってこれるならもうちょっと大量に買えばよかったかな。さて、優雅な休暇と療養をすごしたわけですが、ルアンパパンのお土産屋にはタサール蚕の織物は見つかりませんでした。
少数民族がいろいろな蚕をつかって織物をつくっていることは店員も知っていて、それらを見学するスタディツアーのようなものはあると
教えてもらいましたが、街中でそれを扱っている店をみつけることはできませんでした。
タサール蚕の購入にあたっては、繭付きで売られていたことから、繭はあくまで梱包材で
その後の繊維利用はないようです。
また、タサール蚕はヤママユガ科ではあるものの、カイコガと同様に糸口から一本の糸をとることができるので、
食用に切り開かれた繭と、繊維用の繭の用途を同時に満たすことはなかなか難しいと考えられます。
なので朝市で食用にしたあとの繭を回収するようなことができれば、もうちょと用途が開けるかもしれません。
ルアンパバンでおもしろかったのはこれ。
ルアンパバンではストローは金属か竹で水もホテルで洗った水ボトルが貸し出されて街角で補給できる。ウォータークーラーの装飾もそれぞれ凝っている。
ゴミ処理が十分でないという理由もあるんだろうけど、後進国の問題を利点に転換して最先端に踊り出るのはいいことだと思う。 pic.twitter.com/rxafPq3bfU— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月15日
そしてお土産で買って帰ったこれ。
ルアンパバンで買った蚕のフン茶。パッケージもいいがティーバッグが布製で持ち手に切り繭を使っていてデザインがいい。味もなめらかな半発酵桑茶といった感じ。 pic.twitter.com/04L6qqL6ZG
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月21日
きちんとデザインをすれば、ラオスの産品は世界に通用する。そしてその実践がすでにルアンパバンにある、ということを
知ることができました。がんばります。
帰ってきてタサール蚕を味見。
タサール蚕を料理してもらう。 pic.twitter.com/h4hhBeawvT
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月18日
タサール蚕の塩焼き盛り合わせ。
う…うまい。語彙が減るうまさ。
ナッツ系不飽和脂肪酸のうまさでは最高峰ではないか。
うまいとしか言えない。
前蛹、蛹、成虫それぞれに美味しさがある。 pic.twitter.com/uSLqcEW6K2— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月18日
サナギ
う、うまい。。
たっぷりとした量感と裏ごしした栗のコクとかおり。
エビの殻の旨味。すっと広がる汁そして圧倒的なコク。
成虫
表面にまぶした塩が効いて胸部のうま味とタンパクな筋肉の食感
腹部に格納された大量の卵がバチンバチンと弾けるメス。あぁ最高。
前蛹
やはり前蛹のバランスは外せない。噛みごたえのしっかりした幼虫の外皮をのこしつつ
消化管内容物は押し出され味がピュアになり、そして食感の悪い絹糸腺は繭となって包んでいる。
見事。やっぱこの段階がベストだろうなと。
意外と成虫の味のまとまりがよかったです。サナギはちょっと味がが強いので他の材料とあわせると落ち着くかと。
いくつかのレシピも考えていきましょう。
タサール蚕モッフモフ! pic.twitter.com/OwfO2xfqev
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月21日
こんなニュースをみかけました。
【「食用でセミの幼虫捕らないで」公園に看板】 「幼虫をペットボトルに入れていた」という : https://t.co/zcOgLo5gem #東洋経済オンライン
— 東洋経済オンライン (@Toyokeizai) 2018年8月21日
引用します。
市によると、複数の市民からセミの幼虫を大量に捕っているという苦情を受け、6月に設置したものだ。
とのこと。苦情?
「やめさせてほしい」が苦情でしょう。
大量に捕っているというのは目撃情報です。そして彼らの用途が食用であるとの勝手な断定をして、このような看板を出したのでしょうか。
十分な説明とは言えないと思います。
噂レベルですが、関東でも関西でも、昆虫食文化をもつ外国人(であろう集団)が、
自分用か飲食店用かはわかりませんが捕っているという話はセミ食愛好家から伝え聞いています。
さて、ここで追記しておくのですが、
「食用に大量のセミを取る方法」が意外と皆さん知らないことをTwitterで知りました。
「土をほって植物や景観を破壊する」
という話を聞いてあれ?と思ったのです
。
セミ会のガイドラインにも書きましたが、
基本的に羽化のため登ってくるセミを10分サイクルでとる、というものです。
看板が夏限定というのもその反映です。
ある日のある公園で1人で1時間で採った量です。 https://t.co/uSmgekhFSm
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月23日
今日の18時50分から19時40分まで、10分毎に採集数を計数したところ、
木に登ってくるセミ幼虫のピークは19時から19時半にありました。
今夏、関東付近でセミ会をされる方は参考にしてみてください。 pic.twitter.com/pqj7T9IvyQ— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2015年7月31日
通報があったということは、その通報をした人を含めて
これらの看板製作に関わった人は「食用に」「見慣れない量の」セミが採られていることに驚いたのでしょう。
そこからあまり深く考えずに作ってしまったものと思われます。
ありがとうございます。真摯な回答だと思います。
来年度に期待ですね。 https://t.co/v45HId23o4— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月23日
セミの独占を防ぎたいのであれば「大量の採集を禁止」すればいいのであって、用途を限って禁止する理由に合理性はあるでしょうか。
また、食用にすることと、子供が採って遊ぶことのどちらが「守られるべき文化」でしょうか。
いま私はラオスにいますが、日本の都市公園ほどセミが大量に乱舞している場所はこちらにはないです。
落ち葉が取り除かれ、土が乾燥し、硬い土を掘り進むことができるセミだけが、都市公園に優占していると思われます。
それが「守るべき生態系」でしょうか。
さらにいうと、樹木は資産です。自治体の公園ですと樹木を破壊すると器物損壊になります。
大量のセミによってそれらの樹木が弱体化することがあるかもしれません。それらを採って食べることは
自治体にとって喜ばしいことであったとしても、禁止すべきことでしょうか。
というか生態系を意識して公園なんか作ってないですよね。
さて、なぜこんなにヒートアップしているのかというと
「食文化への差別的扱い」になっている危険性があることと、そうでないことを説明する責任が自治体にはあると考えるからです。
現在の説明では合理的でも十分でもないと思います。
例えば
ある生魚をたべない外国で「生魚を店で出すことを禁止」したときに、日本食を楽しみたい日本人に抑圧的なルールでしょう。
生魚による食中毒の発生があるなど、文化の制限には合理的な理由が必要になります。
法的には、食用にセミを採ることを許可するルールもないですし、禁止できるルールもないです。
なので、好ましいのは地元の合意を得ることです。地元の人たちがこの土地をどうやって活用していきたいのか。
保全生態学の作法にのっとって、セミとのあり方を考えていくことが望ましいでしょう。
少数の苦情?というか目撃情報によって自治体が勝手に決めてしまうのは、その土地に軋轢を残します。
少数の人による大量のセミの独占を防ぎたいのであれば、潮干狩りのように遊漁料をとる、量の制限をするなどの
建設的な方法もあります。街路樹は健康になり、自治体には収入が入り、いいことだらけではないでしょうか。
研究会が主催するセミ会では、毎度数を数えて、「数年以上にわたって減少傾向がある場合はその場でのセミ採集を中止する」
という方針です。
今後はデータが集まってきたら、参加者数、年、天気によるバラツキや、その土地から一年にどの程度のセミが発生しているのか
どの程度であれば問題ないといえるのか、調査できたらと思います。
調査にもなって、おなかもふくらんで、生態系も学べて、そして地元の交流になる。
セミ会から派生して「セミ祭り」のような地元の集まりをつくりませんか。お手伝いします。
さて、
セミ禁止令という語感の面白さが気に入ったので、SFを書いてみました。
⚡️ 「セミ禁止令」(作成者: @Mushi_Kurotowa)https://t.co/Vgc7d4KGRX
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月21日
全国の保護者のみなさま、そして保護者からその子の監督を任されている、であろう
夏休みの教育関係者のみなさま、そろそろこんな問題に直面する例がちらほら見られています。
「昆虫が食べたいという子」の出現です。
これは非常に難問ですが、多くの保護者のみなさまはモニョモニョと回避してきたのではないでしょうか。
というのも、夏休み子ども科学電話相談にこのような質問がきたそうなのです。
お友達「セミはなぜ味がしないんですか?」
お姉さん「他の虫は舐めたの…?」
お友達「カナブン、カマキリ、バッタ、クワガタは舐めました」
先生「舐めるだけじゃあかんと思うわ。ムシャムシャっと噛まなあかんと思う。どう?」
お友達「いやだ!」
先生「いやかぁ…」
#夏休み子ども科学電話相談— ヤギの人(お盆前) (@yusai00) 2018年8月1日
私の答えとしてはこちらです。
虫の表面は疎水性のクチクラなんで舐めただけだと水溶性のある味は出てこないかなぁ。ギ酸を分泌するアリとかカメムシなら舐めて味を感じられると思う。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月1日
さて、昆虫を食べたいという子供に私たち大人はどう答えられるでしょうか。
相談の子は知識欲で味を知りたいとのことで、とても共感してしまいました。
味が知りたいという欲求わかるぞ。昆虫図鑑に書いてないもんな。きのこ図鑑には書いてあるのにアンフェアだよな。
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年8月1日
以前に某学校の研修会で使ったスライドを紹介いたしましょう。
これをもとに再構成したものが、「食べていい昆虫の5原則」
です。
さて、私達、君たち大人は「昆虫を食べたい子供」にどう応えるか。
もし実践されている方がいらっしゃいましたら教えてください。
私は「一緒に食べよう」といえますが、そうでない方がほとんどでしょう。
どう応えるか。どう答えたいか。そのためには何が必要か。リクエストをお待ちしております。
はい。こちらはラオスです。
ここから350kmほどメコン川下流のほうで、痛ましいダム崩壊の事故がありました。ひとまず私は無事と報告します。
私が活動している保健NGO関連にも、いろいろと情報が来ています。まずは72時間の緊急の救出活動、
その後の住民の生活基盤の回復など、いろいろな支援が必要とされるでしょう。
日本でも豪雨災害がありましたが、募金などがありましたら積極的に支援をお願いします。
ラオスは水力発電ダムを多く作り、電力自給率も100%を超え、外貨獲得の大きな柱となっています。
当然ですが、水のリスクも少なからず抱えてしまうのです。
大気循環における水の物理エネルギーはすさまじく、治水が進んだ日本といえども、想定外の降水量にあっという間に構造物が壊されていきます。
災害が起こることは避けられないにしても、起こったときの対処はだいたい同じです。「万が一」が起こったあとのことを、不謹慎等と言わずに
考えておくことが大事でしょう。
さて、今日の話はこちら。
最初これを見たとき、あ、寄生されてるなと勘違いしました。
こんなTweetもしました。
なんかの豆かと思ったら昆虫寄生菌にやられたハナバチの仲間。毎晩見ているところなのに突然見えるようになる。いたるところにある。 pic.twitter.com/jv2zSEdh1D
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年7月13日
昨日までいないと思ってたのに突然現れたように見えて、あぁ本当に気づかないところにいろんな生き物がいるんだなぁと思っていたら
とつぜんその夜に「寝るために」こんな集団就寝をしているなんて。
これをつぶやいたあと、Twitter上で「いや寄生じゃなくて寝てるのでは」との指摘をいただき、舞い戻って確認しました。
ほんとに寝てるだけだった。アゴは決して離さない。 pic.twitter.com/nbiNmXRXO9
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年7月13日
確かに寝てるだけだった。
なんとも不思議で理解がしにくい光景です。
論文も紹介していただきました。
Sleeping aggregation というやつですね。 筑波大の横井さんが書いておられた。 https://t.co/6p5dLWDZh6
— Jun Nishihiro / 西廣 淳 (@jnishihiro) 2018年7月13日
もちろん茹でて味見もしておきます。
アオスジコシブトハナバチ Anthophora senahai の一種か近縁種。
枯れた枝を噛んで寝るという変なハナバチ。昆虫寄生菌にやられて死んでるのかと思ったら生きてた。シャクシャクと食べやすく、少し渋みがある意外はまったく無味に近いタンパクな味。期待したような花の蜜のような味も香りもなかった pic.twitter.com/NZhzCty3qe— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年7月16日
なんとも不思議で、そして愛らしい光景なので、こんな提案をしてみました。
アオスジコシブトハナバチのピンバッジとか髪留めとか誰か作らないかい。 pic.twitter.com/1hem7e3x2V
— 蟲喰ロトワ 昆虫農家 蟲ソムリエ 6月からラオス (@Mushi_Kurotowa) 2018年7月13日
早速、創作クラスタのみなさんが反応してくださいまして
これ作りたいです
— まいこふ (@mycof) 2018年7月16日
寝てるんですね!かわゆい。作りたい!
— ムシメセン (@mushimesen) 2018年7月13日
羊毛で作ってみたいです(できるかどうかは別としても)
— 頓服 (@alchmistonpuku) 2018年7月21日
これは期待です。次はいきもにあか昆虫大学か、博物フェスは最近終わりましたね。
情報は日本から入ってくるのですが、なかなか実物を日本からこちらに入れることができないので、もう嫉妬の嵐ですよ。博物フェスの戦利品をみせびらかしたみなさん、ラオスから恨まれてますよ。
それでは創作クラスタさん向けのギャラリーに参りましょう。
基本的なルールですが、一般的なウェブ上の写真と同じです。
作品のモチーフとして使う場合は私に許可を取る必要は全くありません。
もし使ったことを事後でもいいので教えてくださると、私はとても喜びます。
写真をなにかに使ったり、どこかの媒体で使ってくださる場合は、研究費を得る必要があるので、お金をください。
最近現像ソフト(および写真管理ソフト)にLightroomを導入しました。いままでPhotoshopCS6付属のAdobe Bridgeを使っていたんですが、古いのでTG-5のRaw現像が対応してないんですね。同じAdobeですし、使い方もだいたい同じで助かってます。
ブログの引越をして3ヶ月になりました。
まだまだ旧ブログへのアクセスが多く、引っ越しをスムーズに進めるにはなかなか難しいなと。
新アドレスへの移行をすすめるべく、過去記事ボットをつくりました。
新記事と過去記事を順次入れていってます。どうぞご覧ください。
そして3ヶ月後をめどに旧ブログを閉鎖しようと思いますので
リンクをお貼りの際は、新アドレスをご利用ください。